飼い主に対し、マイクロチップの埋め込みや不妊・去勢手術などを求める。7月1日から施行する。
環境省対馬野生生物保護センター(対馬市)によると、1996年12月5日に捕獲されたヤマネコがネコ免疫不全ウイルス(FIV=ネコエイズ)に感染していたことを初確認して以来、これまでに保護した計3匹がFIVに感染していた。飼い猫や野良猫と餌の奪い合いになった際、けがをしたことなどが原因とみられる。ほかの複数の感染症も確認され、長崎県や環境省、同県獣医師会などでつくる「対馬地区ネコ適正飼養推進連絡協議会」が市に条例制定を働きかけていた。
条例は飼い主に対し、飼い猫にマイクロチップを埋め込み、市長に登録申請する▽放し飼いにする場合は不妊・去勢手術を行う▽飼育数は5匹以内に努め、遺棄してはならない――などを求めている。罰則はなく、違反が確認された場合、飼い主に文書で勧告、指導する。
対馬市によると、九州地区獣医師連合会の協力を得て、市内の動物病院で飼い猫にマイクロチップを埋め込んだり、避妊・去勢手術などを行ったりするキャンペーンを無料で実施。これまでに市内の飼い猫約1000匹が受けたという。
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